★ 2005/02/25 (Fri) i wanna  No.565

あたしはだらだらと意味もなく生を貪って
その浪費の果てに消滅する

灰になる

それだけがあたしの願い

誕生日に欲しいのは


   死


誰が なんと言おうとも


★ 2005/02/24 (Thu) 凛として。 No.564

しゃんとしていたことなんてないから
しゃんとする方法をあたしは知らない

しゃんとするということがわからない

求めないで

しゃんとしないあたしが嫌いなら


捨てて




★ 2005/02/22 (Tue) 記憶 No.563

あまりにも悲しいチャットログが
FDに収められていた

開いて しまった

もうすぐあの日がやってくる
あたしの前から急に消えた

ネットの世界の影 オフのない関係
消えようと思えば消えられる逃げられる関係

あたしは依存した
消えないと思っていた
ずっときっと 一緒にいられると


次第に深くなる贖罪の十字を刻んで

憎むべきは自分
信頼されていなかった自分

騙されていたあたし
真実から目をそらし続けていた愚かなあたし


だから

あたしは

あと1本の誘惑と戦って



・・・めぐさん



★ 2005/02/20 (Sun) Telephone No.562

あたしはひとりじゃない
あたしはひとりじゃない

だけど

切れた電話のこちら側で
あたしはココにひとりだ

だけど
あたしはひとりじゃない
ひとりじゃない だから放っておかれない 

その絶望!



★ 2005/02/19 (Sat) 愛 No.561

あたしの周りにあふれる愛は
あたしの理性に働きかける

あたしは 愛されていることを知っている
知っている


ただ それだけ


愛されていることを知っていることは
時にあたしを救い
時にあたしを突き落とす

不安なのは
愛を知っているのに
愛を感じられないこと

信じきれないこと

自分の中の どうしても補正できないそのぶれたふたつの世界


★ 2005/02/17 (Thu) 暇つぶし No.560

あたしの狭い世界から
見捨てられたような寂しさと不安を
紛らわすための銀色の

1本 2本 3本 4本

滴る朱赤はどうしてもつめたくて
あたしは生きているのかさえわからなくなる

ごめんなさい

やっぱりあたしはあてつけているの?
誰に 何のために
ひとつも得することなんてないのに

もっと話して もっと話をさせて 切らないで

5本

だけどこうして流れるものだけが
あたしを裏切らないことを 

あたしだけが知っている

あたしの限りなく狭い世界
閉じ込められたらきっと あなたは窒息するから

滴る朱赤だけが
あたしをほんの少しだけなぐさめてくれるから
血に染んだティッシュと腕だけが 

だからお願い
こんなあたしを止めないで
受け容れられないのなら いっそ遠くへ行ってもいいから

あたしはあなたを苦しめることしかできないから


★ 2005/02/16 (Wed) 飛翔 No.559

空を飛びたくなった

翼は持っていないけれど


★ 2005/02/13 (Sun) 嘔吐症 No.558

それはあたしのカルテに いちばん最近足された名前

連日こみあげる吐き気に耐えかねて
あたしは夜食べた
油たっぷりのファストフードと飲んだ薬さえ吐き出した

もしかしたらお昼ごはんも吐いたのかも
何を吐いたかなんてもうわからない

ただ あの先生が言ったように 
排泄が「自分を出す」ということなのであれば
あたしはきっとこんな歪んだ形でしか
自分を出すことができなくなった


いったい いつから



★ 2005/02/09 (Wed) Aura soma No.557

生きていこうと
そんな日の空は穏やかに青く 残酷に

生きていきたいのか
生きなければならないのか

約束を積み重ね
あたしは今日も明日のために眠る

あたしのボトルは いつも どれも 青い

新しい出会いに感謝を
やさしいひとたちを もう一度信じてみようと


★ 2005/02/04 (Fri) 世界 No.556

みんなそれぞれの世界で生きている
いくつもの世界が重なって織り成す青い星

あたしの世界も誰かと重なり色を成す
けれど溶け合うことは決してかなわず


★ 2005/02/04 (Fri) Brake No.555 

指折り数えて待っている
あたしが仕事から解放される日を
生から解放される日を

生なんて約束の積み重ね
幾重にも縛られて 

undo それは脳裏の美しい映像


★ 2005/02/02 (Wed) attempted suicide No.554

腕から流れるのはつめたく冷えたあたしのココロ
喉から流れるのはあたたかく生きるあたしの命

ただ ひとすじだけ
でも くっきりとはっきりと

あたしは刻む
戻れない傷跡を後悔を

それは何処までも中途半端な自分の姿


★ 2005/02/01 (Tue) 矛盾 No.553

あなたが求めているものは
あたしには実現できないことばかり

だからあたしに期待しないで
あたしを選ばないで

苦しすぎるから

引き止めないで
気合なんて入れられないから
しゃきっとなんてできないから

あたしはあなたの前でくらい
弱いあたしを受け入れて欲しかったのに

所詮あなたも
厳しい社会を生きる社会人
あたしはただの
ぬるま湯につかった甘ったれ

こんな傷だらけの腕を
あなたはどうやって説明するつもりなの?


★ 2005/01/31 (Mon) Black&White  No.552

どうしても夜行性のあたしは
朝と夜の狭間で早めに眠って朝遅く目覚め

起き上がれなくて昼過ぎまでもう一度眠った

やらなければならないことばかりがあたまをかけめぐるから
不安で不安で もしもこのままになってしまったらどうしようと 無理やり起きてはみたものの
不安も恐怖も何もぬぐえない

カーテンを閉め切って あかりはヒーターの熱が発する光だけで
意味もなく流れた涙

だれか たすけて あたしはこのまま?

だからリアルは嫌いなの
誰も助けてくれないから
きっと誰にもわからないから

敵ばかり

それはきっと仮想敵だけれど
時間も 仕事も なにもかも きっと

だけどこの世界にも
あたしを抱きとめる腕は存在しないから

あたしは暗く閉め切ったこの部屋の中で


★ 2005/01/30 (Sun) Lie  No.551

指きりをさせられた

だけどごめん

あたしはきっと嘘をつくだろう
その約束を破らないとしても

何度でもあたしはきっと嘘をつく

ゆうべあなたに
如何しても本当のことが言えなかったように

あたしは何度でも嘘を吐く
あなたはきっと さりげなく騙されたふりをする


★ 2005/01/29 (Sat) しあわせ  No.550


あたしはシアワセになれるけれど
あなたを幸せにはできないから

ふたりともが幸せになりたいのなら
選ぶ道はひとつしかないのでしょう

たとえそれが いますぐの結論ではなかったとしても
たとえいまは ちがう結論を導いているとしても


★ 2005/01/28 (Fri) 遠くへ  No.549

ただ遠くへ行きたい
今の何もかもから解放して? ねえ

今ある習慣から抜け出すことはつらくて
薬も恋愛も音楽もみんなあたしはただのジャンキー

遠くへ 遠くへ 誰も知らない場所へ
たとえばあの小さく強くつめたく光る月の向こうへ


★ 2005/01/27 (Thu) close my eyes  No.548

エゴイストと呼ばれてもかまわないから
あたしは誰かを悲しませないために生きていたいわけじゃない

ホームに滑り込んでくる地下鉄が怖かった
やっときづいた
目を閉じればなにもみえないことに


★ 2005/01/26 (Wed) chain  No.547

きっとその日に
あたしはいつものOVERDOSE
粉々にして specialはアルコールとシャッフルで
居酒屋で崩れ落ちたら迷惑だろうか
線路に落ちたら願いはかなうだろうか

だからきっと この部屋で

だけど

あの日がきたら
この仕事が終わったら
春休みがきたら・・・

そうやって
あたしは自分で自分の命をつないでいく

とりあえずまた眠れぬ今夜は
銀色の刃がお友達

そうしてまた
あたしは自分の命をつないでいる卑怯者


死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
助けて
助けて
助けて
助けて

同種の音楽に救われる あたしも Panic Disorder
わずかに歪んだ傷口から ほのかににじむあかいつぶが
ほんとうは何よりのおくすりだから
ただもっと もっと もっと・・・

だから
あたしは卑怯だ

★ 2005/01/25 (Tue) 夜  No.546

誰もいない
何もない
ここで

あたしはなにを待っているんだろう

つめたい空気が頬を刺せば

「今しかない
 生きる意味がない」と

うたった 


夜はあたしの時間
夜はひとりの時間

夜は
やがてくる朝の恐怖と闘う時間


夜は


★ 2005/01/24 (Mon) nothing  No.545

なにもいらない
できることなら

なにもいらないから
食べることさえやめてしまいたいから

ただ ただ

あたしが欲しているものは


甘ったるい歌があふれるあたたかな部屋で
その歌におくられて逝くことだけ


・・・・


本当に?



★ 2005/01/23 (Sun) 月光と電車  No.544

繰り返す失敗にイライラして
見上げた空には透きとおった月と鋭利な空気

たとえばココで眠ったら
たとえば滑り込んでくる銀色の電車に
すいと吸い込まれてみたならば


★ 2005/01/21 (Fri) OVERDOSE  No.543

あたしは
あの人のようにも
あの人のようにも
あの人のようにもなれない

あたしは
あたしのようには
なりたくないのに

早く

あのあおいそらのはじっこにひっかかって



そこに現実はないから




★ 2005/01/20 (Thu) Why  No.542

どうして
あたしはひとり置いていかれて

タイミングが合わなかったから?
首と手首のかすかな痛みで気を紛らわせて

もっと
もっと

血を流したくて
あたしは言葉にできなくて
何もいえなくて

すべてをシャットダウンして

何が言いたかったわけじゃない

ただ
つながりが欲しかっただけ
心配して欲しかっただけ

ただの卑怯者

あたしも
こっちを向いて欲しいの?

温かな血の感触が欲しくて
手首から流れる血は冷たくて

あたしは

生きている の?


★ 2005/01/18 (Tue) 沈黙  No.541

あたしの話は半分もいえず
あなたの話は半分も伝わらず

すれ違っているような
お互いに避けているような

それでいて
うまくいっているように見せかけてる

そんな小さな心残りが
いつか痛いみずぶくれになるだろう


★ 2005/01/13 (Thu) かさかさ  No.540

かさかさのくちびるにはりっぷくりーむを
かさかさのひふにはぼでぃばたーを

だけどかさかさのこころには

モノで満たして
モノがあふれて

そしてまた自己嫌悪

満たされないココロの空腹
ココロの過食症は
詰め込んで詰め込んで肥大して

吐き出すすべも知らず
ただぶくぶくと膨らんで
うるおうためにと朱赤を吹く

あたしはココで立ちすくんで
こんな自分を見せられないと
飛び出すエネルギーのあった昔の自分をただ懐かしんでいる


★ 2005/01/12 (Wed) marry?  No.539

誰にもわからないんでしょう
誰かと暮らすことが怖いなんて

自分を切り刻みたくなる気持ちなんて

何も知らないくせに

自分のDNAを残す恐怖なんて
誰にもわからないんでしょう

名前が変わる
自分が変わる

手続きは煩雑

そんなの知ったこっちゃないという

だったら
他のヒトを探してよ

あたしは

あなたの望むようには生きられないから
生きることを望まれたくないから


★ 2005/01/10 (Mon) 笑えばいいでしょう  No.538

人間なんて大嫌い
あたしもあなたもあいつもこいつも
みんな裏切って裏切られて裏切って

なのに裏切られたことしか覚えていないから

あたしは憎み続けるしかない


憎ませないで
これ以上 傷を増やしたくないの

だけどあたしは
ためらいなく新しい刃を取り替えて

現実から目をそらし続ける

人間が嫌い
自分が嫌い

あたしが嫌いなのは



あたしは裏切られたことしか覚えていないから
裏切らないものしかもう信じられない

あたしがすがっているのは




Virtual





あたしが嫌いなのは




呼んでも応えない人
声をかけておいて無視する人

いい人ぶって他人を傷つける人


だからそれは

あたしを含んだすべての人間という 



Real 


そして リアルを生きるある種のVirtualな人々 わかるでしょう?



人間が嫌い
大嫌い



できることならあたしは 人間なんてやめてしまいたい
生きることなんて今すぐ手放してしまいたい


生きててよかったなんていわないで
生きたくなかったのに
生きていたくないのに


今だって
今この瞬間だって


あたしを縛るこの枷さえなければ
いつだって地下鉄に飛び込めるはずなのに


この枷は何?


結局のところ仕事なんて
ただの言い訳に過ぎないのに

情けないあたしを



 今 す ぐ 殺 し た い 




★ 2005/01/06 (Sun) bound for..  No.537

夢は膨らみ続ける

どこまでいけば

目が覚めるのか



★ 2005/01/02 (Sun) closed  No.536

あの場所には戻れない
あたしは何かに縋ってしか生きられない

世界は
ゆっくりと閉じていく