★ 2002/12/27(Fri)  羨望 No.327 

窓から見えた空は青かった
あおいあおい あたしの大好きな青い空

でもね

一歩外へ出たら つめたい空気が頬をさすよ

あおいあおい空にだまされて
外へ出る勇気のある人たちを

あたしは窓の内側からじっと眺めてた

あたしはだまされないよ
あおいあおい空 きれいなあおいそら

一歩外へでてごらん
生き地獄がまってるから・・・・

あたしはここでいい
青い空を羨望しながら
この部屋の内側にくるまっていたいの 
 



★ 2002/12/25(Wed)  B'coz i love you No.326 


  いつまでもそばにおいてね 死ぬまでまで好きと言って 
  充分な線などないよ 一度も休まず愛して・・


こんなにもあたしにぴったりくるような
こんなにも病的で
こんなにも不安で



  B'coz I love you
  B'coz I love you
  B'coz I love you
  B'coz I love you.....

      (矢井田瞳 シングル B'coz I love youより抜粋)


底なしに不安で病的で
あたしにぴったりよ
あたしはきっと必ず歌うわ


  充分な線などないよ 一度も休まず愛して・・

 
  
 



★ 2002/12/24(Tue)  日課 No.325 

夜になると
たまった薬のカラを捨てるの
1,2,3,4,5,6、・・・

今日は何錠飲んだんだろう
からっぽのシートがあたしになにかを語りかけてるの

でもね きこえない
何か訴えてるよね そうだよね?

SV25 CT4 Roche Rohypnole 152 153 Y-DP0.5 1 UPJOHN17・・・

ねえ なんていってるの
もっと強く あたしに語りかけてよ


あたしを連れて行ってよ・・・・
 
 



★ 2002/12/19(Thu)  お願いがあるの No.324 

もうだれもあたしに「すごい」とか「尊敬してる」とか 言わないで・・・・
あたしはもうこれ以上 何の期待にもこたえられないんだよ・・・



            すてて



 
 



★ 2002/12/19(Thu)  きこえる? No.323 

こえがきこえる
あたしのあたまのなかであたしのこえがする

死ねばいいじゃん
死んだっていいじゃん
死んだら?
死にたい
死ねよ
死ね
死んだっていいんだ

生きてなくてもいいんだ
生きていたくないなら
死んでいいんだ
死んでいいんだよ
死んでいいよ
死になよ
死にな


いいんだよ

死にたい
死にたいなら
死んでいいよ

無理しなくていいよ・・・


誰の声なの あたしの声を借りて
あたしのこえ あたしのこころ

・・・・危険すぎる 
 



★ 2002/12/18(Wed)  bell No.322 

そのチャイムは鳴らなかった
あたしのこころはしゅりふわり

からだをのこしてどこへいく?

いきさきがわからない あおいあおいそらのした
あたしのこころはしゅりふわり

あたしのこえを
あたしのすがたを

ねえ だれか

あたしをみた?

あたしのこころはしゅりふわり

あたしのこころはどこへいく
からだをのこしてどこへいく・・・・ 
 



★ 2002/12/18(Wed)  あたしをしってる No.321 

あたしは
そのときわらえるだろうか
あたしはそのとき
わらってでていけるだろうか
あたしはそのときわらって

みんなにうそをつけるだろうか


・・・・あたしは、元気です 
 



★ 2002/12/18(Wed)  夢 No.320 

早く眠ると
それだけはやく目が覚める。


 夢の中であたしは
 高校に戻っていた
 中学のときに捨てたはずの高校で
 昔の友達に会うはずだった

 でも だれもいなかったの

 知らない名前ばかり
 いたのは意地悪な高校時代のクラスメイト

 
そして目覚めて気づいた
私はもう社会人だったのだ 
 



★ 2002/12/17(Tue)  臨界、そして限界 No.319 

あたしはあかい服とあおいセーターをきて
鏡に映るふつうの女の子

そのなかに 臨界 そして 限界

だいじょうぶよ 今日一日のことでしょう?


 


 
 



★ 2002/12/17(Tue)  臨界点 No.318 

ほら すぐそこに


でも

まだ明日があって明後日があって


そのあとは free


でもまだ「予定」があるの


ラインは静かにちかづいてくる
すりガラスの向こうは青い青い空


臨界のベルは鳴るか?鳴らぬか?
 
 



★ 2002/12/16(Mon)  ねえ No.317 

たとえばあたしがいなくなったら
その胸のほんのすみっこに
あたしのうしろすがたをとどめていて

その耳のほねのうらがわに
あたしのこえをとどめていて

ねえ

あたしがいなくなったら


あたしがいたということに




きづいて







 
 



★ 2002/12/16(Mon)  あおいあおい No.316 

そらがあおいあおい
あたしにはあおすぎたそら

かざしたかわいたてのひら

あおいあおいそら
あたしをよぶあおいそら

あたしにはそまれないあお 
 



★ 2002/12/11(Wed)  WAITING No.315 

彼女はその日を待っていた
毎日毎日毎日 ジュラルミン色のラッシュの中で
赤い電車に揺られながら
お気に入りのマフラーで首をしめつけて


  ・・・だれかがみてるの
  そのケイタイのカメラのレンズをとおして
  わたしをみてるでしょう?
  みつめられた左目がいたい・・・


毎日毎日毎日
笑いあいながら 渇きながら
彼女はその日を待っている 
 



★ 2002/12/09(Mon)  maybe No.314 

たぶんあたしは
この指先から腐っていくんだ
きっとあたしは
この爪先から腐っていくんだ

そしていつか融けてなくなる

空になんて昇れなかった
土にしみこんで
ただ地下水を汚染するだけの存在に・・・・



「社会的に問題」



だから。




だれも望んで生まれたんじゃないのに!


 
 



★ 2002/12/08(Sun)  結論 No.313 

あたしはこの世界でしか生きられないから
あたしがこの世界で生きられなくなったら
あたしはこの世界で生きられない 
 



★ 2002/12/05(Thu)  おもいだしたこと。 No.312 

ひさしぶりに なつかしい曲に出会いました。


 がんばれポンコツ車 ほっぺたに風受けて
 長い道を ドキドキするほうへ
 ガッカリの繰り返し グッタリと降り出しへ
 それでもまた ガタガタ今日も行く

 ほらあきらめていたドア 鍵は開いていた
 おかしくて大声で笑った

 パイロットになりたくて 夢見た少年は
 いったいどこへ 姿を消すんだろう

 パイロットになりたくて 夢見た少年は
 ずっと今でも 私に叫んでる

 I know you can make it.
 I know you can make it. why not?

      (Princess Princess '92 シングル 「パイロットになりたくて」より抜粋)



先へ行こう
先へ行こう

きっとドアは開くから・・・。 
 



★ 2002/12/04(Wed)  その手を、 No.311 

ねえ、
その手を、あたしにちょうだい。
あたしはこの首を あなたにあげるわ。


行き場のない衝動は
徐々に徐々に形を変えていく
世界を変えていく あたしを変えていく

あたしは少しずつ少しずつ くるっていく
その壊れた歯車を ただながめているあたしの目玉


だれもいないだれもいないだれもいない
だれもいなくなった
ここは・・・・・・・・・・
だれもいなくなっただれもいなくなった
あたしはどこにもいなくなった

 
 



★ 2002/12/04(Wed)  たいせつなこと No.310 

頭を切り替えること。

1年くらいあいたっていいじゃない。
そのあいだ、やるべきことに没頭しても、いいじゃない。

あれもこれもそれも・・・
できるほどあたしは器用じゃないから

だいじょうぶ。
人はそう簡単に死なないものだから・・・。 
 



★ 2002/12/02(Mon)  くるくるふわふわ No.309 

この24時間ほど薬を抜いた状態で、
いつも必携のMDももたずに地下鉄に乗りました。
約20分にて目的地到着。

人がいる〜〜〜・・・あたりまえなんだけど。

それだけでもうふわふわくらくら。
立っているのもやっとの状態で目的を果たし、
またふわふわしながら地下鉄に乗りました。
滞在時間約20分。短すぎ(--;

まわりが全部違う世界のように見えて。
自分のまわりに半透明のフィルムが張られたみたいで。
ただ思い出せるのは、人がいたことだけで、何の音もなくて。

思い返している、今のほうが何とはなしに怖かったりして。

また間の悪いことに、帰ってきてすぐ、セールスが来て・・・
完全停止状態。
まだどことなくふわふわくるくるしています。

ここは自分の部屋なのに。
見慣れて慣れない部屋に見えて。
あたしは、どこへいくんだろう?
怖いような・・でもこの怖さもなんとなくにせもののような・・・
 
 



★ 2002/12/01(Sun)  被害者意識 No.308 

輝かしい学歴とか 留学経験とか
そんなものはなにひとつもってない

ただ現場にほうりこまれただけのあたしは

ほこりにまみれてすみっこにころがってる
それでも外からみて同じなら
同じように責め立てられて

彼らは資格や経歴で身を守り納得させ
あたしは矢のような言葉にさらされる
彼らの知らぬところで。

必死になって手を伸ばしても
蹴落とされるあたしに なんらの言葉かけも差し伸べられる手も
あろうはずがなく

そういうものなんだ 
あたしというものは。 
 



★ 2002/11/30(Sat)  きらきら No.307 

街の光もあざやかな待降節
思い出すのは降誕祭とキャロルに明け暮れた日々

あたしはすでに あのときからもう・・・


ねえ もしも
大きな地震がきたら
あたしたちははなればなれになって

ずっと一緒にいたいといった
そんな約束は街と一緒にもろくも崩れて


神は降りるのだろうか あたしのうえに あなたのうえに?


きっとそのとき すべては崩壊して
新しく始まる日々にはなにがあるのだろう?
 
 



★ 2002/11/29(Fri)  happy happy birthday No.306 

あなたは今夜も ひとつ年を重ねているんだね あの町のどこかで
いくつになったのか あたしはわすれてしまいそうだよ

いつのまにかあたしも
出会ったころのあなたの年に近づいて

いつか追い越していくんだろう
お互いの知らないうちに


そしてあたしは知っていく
数年前のあなたの痛み
いまになってわかることがたくさん


今 あの しょくば という有機体のなかで
あたしは小さなむしのように
ちょろちょろと動き回っていて
大きな力に 踏み潰される日もそう遠くはないのだろう


あの日 あなたはあの小さな空間で
あたしの首にひもつきのキーをかけてくれた 両手使って
あまりにも遠い出来事が ある日ふわりと浮かんでくるのは

こんな夜にひとりでいるから
あの日も月がきれいで
今夜も月がきれいなの

あなたの誕生日はなぜか いつも
とてもとても 月がしろくひかるよ・・・・・ 
 



★ 2002/11/28(Thu)  あおいあおいそら No.305 

あたしは白い特急に乗れなくて
駅のホームを走り去る車体をぼんやりとみてた

そらはあおく あおく 
陽光が宇宙の闇を消し去るほどにあおく

白い特急は光った
あおいそらに それはいたいくらいまぶしく映った

もしもあたしにしろいしろいはねがはえたなら
あたしはこんなまぶしくてうつくしいあさに

あおいあおいそらへとぼう

 
 



★ 2002/11/27(Wed)  TABOO No.304 

あたしはきっと
考えてはいけないこと
気づいてはいけないことに

思い当たってしまったんだね

大音量で世界をシャットアウトして
その中でその音楽はあたしの中を素通りして
あたしは実体のない 感覚だけが残って

あたしはきっと
考えてはいけないことに
ずっとむかしから
とらわれてしまったんだ


なぜうまれてしまったの?


思い返す一日はすべて
ガラスの箱の中身
小さな箱庭に
つめたい石をちりばめて

遠い世界
遠い人たち

それはあたしの日中話したひとたち
あたしの日中は
きっとどこか遠いところにあって
あのあたしとこのあたしは
きっとべつのものにちがいない

さよなら 日中

あたしは今なら生きてると思う
死にたいあたしが
死にたいと思うことが
生きているということだから 
 



★ 2002/11/26(Tue)  約束 No.303 

「あたしがあなたを必要としなくなるまで」一緒にいるとあなたは言った

その日が きっと いつか くるわ

あなたのいらなくなる日が、
あなたが邪魔になる日が。

そうしたら、その約束、きっと守ってね。

そしてあたしのことを
リセット
いなかったことにして
 
 



★ 2002/11/25(Mon)  課題 No.302 

@人が死んではいけないのはなぜですか 「他人が悲しむから」以外の理由を挙げなさい。

A人が一人で生きて行けないのはなぜですか 物質的側面以外からの理由を挙げなさい。



 私はなぜ死んではいけないのですか 
 だれか納得のいく答えをください。 
 



★ 2002/11/24(Sun)  行き止まり No.301 

あたしが弱くなると
一緒に悲しむひとがいる

それはあたしが
そのひとを悲しませているということで

あたしは正直に悲しみたくても
結局誰の前でも悲しめないまま


正直になってほしいと言われ
正直になることは相手を苦しめる
相手を苦しめていることが私をまた苦しめる

もう どうしようもない 

あたしは結局笑顔の陰に隠れて
ちいさくうずくまっている

だけどみんなにひきずりだされて
にこにこわらってみせている


つかれたの
もう つかれたの


だけど


もう だれにもいえないの