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◆2002/09/06(Fri) 焦燥 [No.240]


しなければならないことに
怠惰なあたしはおいつかず
罪悪感だけがあたしをつつむ

もしもうまれていなければ
こんな思いをすることなんてなかったのに

もちろん、歴史に「もしも」はないけれど


うまれたからこそ感じられるよろこび?
・・・それはにうまれたことに付随しているにすぎないわ

よろこびなんていらない
うまれさえしないですんだのなら

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◆2002/09/05(Thu) たくさんの・・・ [No.239]


どうしてもすすめないときには
ふりむいてみるのもいいかもしれない

いま どうしてる?

   なにしてる?


・・・しあわせ、ですか?
   あのころよりも。


あのひとが頭をなでてくれたあと
なぜかあなたのこともおもいだしました

そういえば、同じ年なのね。


あたしはうごくのがこわいから
ながれながれていくひとにひかれるの
つなぎとめていてくれるひとがいるから

かごの中の鳥は しあわせよ。

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◆2002/09/04(Wed) 祈り [No.238]


つぷりつぷり
つぷりつぷり

しずむ・・・・・・・・・


ふわりふわり うかぶ


みずのそこへ
しずかに

すべてのいのちよ すべてのこころよ

やすらかにあれ


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◆2002/08/28(Wed) ひかり [No.237]


えんちょうせんせいがしんだ。
18年間 いつ会っても私が私だとおぼえていてくれた
えんちょうせんせいがしんだ。

毎週木曜には買い物にいって
みんなの「おやつ」を買っていた
その週もせんせいは「おやつ」を買いにいって、
週末のお葬式には、先生の買ってきた「おやつ」が配られたそうだ。

夏も冬も
しゃっきりのびたえんちょうせんせいのせなか


じりじりと照らす残暑のバス停に 今はもう
えんちょうせんせいはバスを待っていない


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◆2002/08/13(Tue) 星空 [No.236]


そこから見上げた星空は
いちめんに白く光を放っていて
夜空は暗くないのだとはじめて知った

長く尾を引いた流星群のかけら

寝転んで見ていたら、まるでそらを駆け上がっていくかのように


・・・そして、きえたの


真っ白な星空
天の川にすいこまれて ながされて
つぷりつぷりと・・・・・・空へ向かったよだかのように

イメージは駆け巡る

その白い川のほとりに赤い花が咲いているわ

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◆2002/08/09(Fri) 花火 [No.235]


夜空いっぱいに                    
とりどりの星が散って 消えた

その一瞬のために
この一年をかけてきた人がいるのね

夜空を彩って
今夜ばかりは 月も星も消えて

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◆2002/08/07(Wed) 悲しみの在処 [No.234]


あたしがもし死んだら
あなたは悲しむでしょう

あたしは悲しまないでしょう

でも 死んだのはあたしなのに?

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◆2002/08/06(Tue) きっと [No.233]


電話を切るように 私は電話をたたきつける
あなたは同時に電話を切っているから
あたしの苛立ちに気づいていないのね。




◆2002/08/02(Fri) あたりまえのことだけれども [No.232]


再確認。

「言わない」 ということと
「思わない」 ということは

まったく別のことなのよ。



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◆2002/08/01(Thu) あはあは [No.231]


またしても夜明け。
ハル1錠飲んで1時間。
転がってたら、なんだかくすくすわらいが・・・・。

あははははは うふふふふ
あははははは はははははははは
うくくくくくく あははははは

それは紛れもなく私の声帯から発されている
おかしくもなんともないのに
いつものあたしの声とはおもえない
低い声

うふふふふふ あはははははは
くくくくくくく あははあはは
はははははは はははははは

その音はあたしの声帯を震わせて
薄明るいへやにひびくの

誰の声なの?
あたしの声なの?

ふだんきいたことのない あたしの声・・・
幻聴なんかじゃないわ この耳で聞いた
その響きも感じたわ

これ、誰の声なの
あたしの声なの?本当に?


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◆2002/07/31(Wed) 予定に、 [No.230]


潰される・・・・・・・・・・・・・。

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◆2002/07/30(Tue) たいくつ [No.229]


飽きちゃった。
夜眠ることも、
朝起きることも、
ごはん食べることも、
あなたのやさしさも、
みんなと遊ぶことも、
街をぶらつくことも。

なんもかんも飽きちゃった。
人間の三大欲求。

どれにも飽きたら、生きることに飽きちゃった。

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◆2002/07/29(Mon) コドクのテツガク。 [No.228]


ひとは一人ではないときに孤独を感じる。
これを 孤独感 といいます。

そして、ほんとうに一人のとき、
ひとはこれを誰にも訴えることが出来ない。

これを 孤独 とよびます。


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◆2002/07/27(Sat) ベクトルが [No.226]

対岸をむいているよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

橋は、どこにある?
ないの?

ないのね

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◆2002/07/26(Fri) 生きる? [No.225]


ベッドに横になってぼんやりしていたら
いつの間にか呼吸を止めていた

息をすった
死ぬわけないじゃん。

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◆2002/07/26(Fri) しらないということ [No.224]


たとえばあたしは 摂食障害をもっていない
だから やせ細った人を見ると 単純にうらやましいと思ってしまうの

たとえばあなたが 自傷癖をもっていなかったら
傷あとだらけの腕を見て どう思うのでしょうか・・


生きることに疑問を持たないひとよ
生きることを疑問視するものを おかしいといわないで

生きることに喜びを感じるひとよ
生きることに飽いたものを 自分の悲しみにひきこまないで

わたしも あなたのじゃまはしないから
たしかに あなたがたを不思議な人たちだとは思うけれど・・・


しらないということ
それは 不用意に手を触れてはいけないということ
お互いにね


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◆2002/07/25(Thu) アタマ・カラダ・ココロ [No.223]


おもうこと

どうして感じていることと
理解することはいつもちがうんだろう

ココロで感じることと
アタマで理解することが
まったく正反対だったら
あたしはどこでわかればいいの?

カラダはここにあるけれど 
どこにも居場所がないよ
あたしの中にも あたしの外にも どこにもないよ。

あたし あたし、どこ?
あたし、だれ? これは、なに?

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◆2002/07/24(Wed) 生きる? [No.222]


死ぬことってなんだろうって
ふと考えてみた

なんにもなくなるのかな
楽になるのかな

ほんとに?

周りの人びとは嘆き悲しむだろう
自然死であれば いつかあきらめはつくのだろう
そしてそのひとの冥福を祈るのだろう

事故死だったら 驚き悲しむだろう
そして加害者を恨むかもしれない
そしてその悲しみをかみしめながら そのひとの冥福を祈るのだろう

では 自死だったら?

周りの人びとはきっと理解できないだろう
その死を なぜ死んだのかを
そしてときには自分を責めるだろう
そしてその責め苦を一生背負うのだろう

皮肉なことに それはそのひとの大切なひとたちの上に降りかかり
そのひとをそこまで追いやった者には 何の思いもわかない

依存しながらでも生きていてくれたほうがよかったと 周りの人たちは言うのだろう
でも

自死を選ぶこと 
それは 周りの人たちへの最大の依存であり、甘えである・・・

あなたは どの死を選びますか?

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◆2002/07/22(Mon) 6−3 [No.221]

今年初めて、新聞のスポーツ欄にくぎづけになっていた私。
ネットも接続したまま、現在進行中のスコアボードを見ていた。

6−3。

ボードの最後の欄に記入されたその数字は、
何度更新しても変わらなかった。

自分の担当クラスの野球坊主たちの顔が、浮かんでは消える。
あいつら、ベンチで何を見ていたのかな。
背番号18番。


今年限りかもしれない。
だから、そんなにも心入れするのはやめようと思っていた・・・
無理だよ。


よくやったよな。
いいよ、まだ来年があるじゃん。


あたしの夏はこれから勝負。

おーい、宿題、ちゃんとやれよ〜!(^O^)!

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◆2002/07/21(Sun) ぐるぐる [No.220]


だれかとめて
だれかここからつれだして

憎しみのスパイラル

人を憎むのは本意じゃないわ
憎みたくはないけれど
でもお互いに いっそ憎み合えたなら どんなに楽なことか


それでもすべての感情は薄皮で何重にもくるみ
にこやかに。


・・・ねえ、しっている?
  
   螺旋の先は尖っているのよ!

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◆2002/07/19(Fri) いしょ [No.219]

もしもあたしがいなくなったら
あたしのことをうたにしてください

こんなふうにいきていたやつがいたと
あたしのたいせつなひとたちには
あたしだとわからないように
あたしのことをうたにしてください
そして
あたしを死においやったひとには
あたしのことだとわかるように
あたしのことをうたにしてください

あたしのたいせつなひとたちにはしあわせを
あたしをおいこんだひとたちにはおもたいかせを

あたえるように
あたしのことをうたにしてください

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◆2002/07/18(Thu) 夢 [No.218]


妙にリアルな夢を見た。
半額のパンをふたつ買おうか。それともいえにあるので我慢するか・・・


今あるだけの愛情じゃ満足できない
半値でもいいから もっと安っぽいのでいいから

食べなくたって別にいいのに
どうして求めてしまうのだろう・・・


現実が割り込んで 目が覚めた

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◆2002/07/17(Wed) 予定 [No.217]


毎日 毎日 毎日
予定が入ってくるのよ

明日の予定が入ったら 明日を捨てられないじゃない!

うざったい・・・・・

生きるってこういうことなのね
翌日の予定に追われながら
予定の責任に追われながら

それなら 大人になんてなりたくなかった

いつだって明日を捨てられる
予定のない子どものままで・・・・・・・・・・・・今のあたしになれたなら

今すぐあたしは明日を捨てるのに

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◆2002/07/16(Tue) 後悔 [No.216]


生きてきたことを後悔なんてしてない
ただ
生まれたことを後悔しているだけよ


将来?
そうね

もしそのときまだ生きているならば、
そんなものもあるかもね

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◆2002/07/15(Mon) 荒野に咲く一輪の花 [No.215]


儚げに・・でも、凛として・・

咲き誇るはずだったその花は


落ちてしまったのね


後から知ったわ
寒冷地でも耐えられるその花は

植木鉢の中にいるべきだった
植木鉢の中でひとりでも
ゆっくりと伸びていきたかったのね

荒野に咲こうとした一輪の花


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◆2002/07/13(Sat) no title [No.214]


寂しさ・悲しさ・苦しさ・苛立ち・・・
すべてのマイナス感情が充満して
あたしの皮膚を破っていく

もう隠すことなんて出来ない

それでまただれかが苦しむことになるのに


生まれてよかったのか よかったのか ほんとうによかったのか?


もしも ねえ 
自分の人生を生まれる前に見通すことができたなら
あなたは

生まれることを選択しましたか?

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◆2002/07/12(Fri) 憎む。 [No.213]


もしもあなたが
あたしを嫌いだといってくれたなら
あたしはあなたを憎むことができるでしょう

そうでなければ あたしは人を憎むことができない
でも 憎しみという名のエネルギーは持っているの

わかる・・・

あなたがいい人ぶるたびに
あたしはあなたを憎めなくなって

そのエネルギーは全部あたしに向くのよ
あたしはあたしを憎むことしかできない

でもきっと
あなたがあなたを憎むことができるなら
あたしの憎しみは解消されるわ

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◆2002/07/11(Thu) やわらかく [No.212]


おおきく、ひろく、やわらかく。
怒りも悲しみも、すべて包もう・・

そして向き合おう
自分と そして 相手と。

おおきく、ひろく、やわらかく、
相手を受容することができたなら・・・。

あたしはもっとやさしくなれる
あたしはもっとやさしくなりたい

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◆2002/07/10(Wed) 眠る? [No.211]


わたし 眠っていいの?
まだやりのこしたことはあるんじゃないの?

誰か教えて

わたしのしごとは不完全だから
わたしはなにをしたらいいの

わたしは眠っていいの?
それとも なにかやりのこしたことがあるの?

だれかおしえて
わたしはなにか やりのこしているんじゃないの
あした だれかにしかられるんじゃないの
あした なにか大失敗をするんじゃないの

眠っていいの?
眠っていいの?
眠りたい・・いいの?ほんとうに?

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◆2002/07/09(Tue) 時間・U [No.210]


死による中断
死による中断
死による中断

・・・・・・是


あたし、狂ってる?
それとも、「命を大切にしていない」と
そしられるだろうか?

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◆2002/07/05(Fri) 時間 [No.209]


生きてる時間
何かをしている時間

時間・・・追ってくる
生きること・・・・・追ってくる

時間の流れに乗って


そんなに近づかないで
もっと遠くから あたしを見ていてちょうだい


時間の流れが止まらないの
呼吸をとめることができないの

生きることが あたしを追ってくるの

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◆2002/07/04(Thu) ネットワーク [No.208]


ひとはいつだってひとりだから


あたしたちはつながっている

ひとり ひとり つながっている

ひとり ひとり ひとり

ひとりずつがひとりひとりとつながって
でも その単位は 

あくまでも


ひとり


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◆2002/07/03(Wed) closed [No.207]


こころ、閉じて、閉じて・・・

今は何も感じたくない
何も見たくないの

だからみんな 閉じて閉じて

あたしを感じないで
あたしがいることを感じないで

いなかったことにして

はやく 抹殺して  早く!






◆2002/07/02(Tue) 傷 [No.206]


あたしは人の人生に大穴をあけてしまった・・
はじめの初めの一歩、
その人にとってのいちばんの思い出に 傷を・・・

それよりもなによりも
そのためにがんばってきた周りの人たちの努力を すべて

無に帰してしまったのは たった一人の 私

カラダの傷はいつかはきえる
でも ココロの傷はきえないよね

どうやってつぐなえばいい?
これ以上切り刻んだところで なんの解決にもならないのに

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◆2002/06/28(Fri) 罰 [No.205]


玄関先に座っていたら
子どもの泣き叫ぶ声が聞こえた

「あけてー、あけてー、あけてー、あけてー!・・」

もっと泣きなさい もっと泣き喚きなさい
すきとおった涙を もっともっと流しなさい

そうしたらおかあさんはドアを開けてくれるよ・・・・


家のドアだけを。

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◆2002/06/28(Fri) 過去・現在・未来 [No.204]


ふと気づく。
いくつも彫りこまれた十字架・・・・

その意味を?

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◆2002/06/27(Thu) 気分転換 [No.203]


印刷機を一台ぶっこわし(おいおい)、なんとか人数分の試験、できあがり。
その後生徒につかまり、市場経済についてひととおり苦しい説明をし(^^;、ガッコを出たのが6時半。
7時に友達と待ち合わせ、ごはんを食べに行きました。サラダ、パン、パスタ、ケーキにコーヒーのフルコース(?)。その後またコーヒー飲みつつ、それぞれの近況に花が咲き。
本日のお会計、ちーん。


1294円也。


・・・酒を飲まないって経済的なのね、と思う次第(笑)。

ずっと大学時代の友達とは連絡を断っていたけれど、男の子ばかりに囲まれた生活の中(あ、生徒です。誤解しないでね^^;)、女友達もいいなあ、と思う今日この頃。

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◆2002/06/26(Wed) drop-out? burn-out? [No.202]


やらなきゃならないことはたくさんあるの・・・
なのにこの部屋は 週末からものの位置ひとつ動いていない

これはなに
あたしはなに

あたしはどこでなにをしていたの・・・?


焦燥感と罪悪感
責め立てられてなおさら動けなくなるなんて

でも たったそれだけ・・たったそれだけの あたし


罪の意識がじわじわと全身に広がって
焦りは胸の奥にうずまいてる

この胸を切り裂いたら出て行ってくれる?みんな

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◆2002/06/26(Wed) 電話 [No.201]


電話の切れる瞬間って大嫌い。

ぷつっときれたあとの静寂が嫌い。
ひとりぼっちでとりのこされる
電話の向こうはもう眠りの世界

あたしは夜をうろつくの

なにかいいたかったのに
用があったのに。

きっとそうなのに・・・・・・