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ふわふわ・・ふわふわ・・・かなしい ここへきたら?この肩にとまって 外へ連れ出してあげられるかもしれない ふわふわ・・ふわふわ・・ 人ごみにまかれて 視界からしずかにきえていった -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/04/17(Wed) 安心を・・・ [No.161] 大丈夫だから。 まだはじまったばかりだから。 誰にだって始まりはあるのよ そこから成長するのよ 胸をえぐるような不安を ひとりあやす 大丈夫だから。 みんなそうやって成長していくんだから。 あたしだって・・・・きっと・・・いつかは・・・・・・・・ 外は静かに晴れた夜。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/04/17(Wed) 視線を [No.160] 感じるの あたりまえだけどね じっとあたしを見ているその目が 82 その視線にさされるあたしは その目を見かえす勇気がもてない その視線にさらされて ことばを失って ときおりたちつくす すべての自信を失って 身ぐるみはがされたように 立ち止まって 笑ってみせた顔は 引きつってないかしら? -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/04/12(Fri) 休日 [No.159] 散らかった部屋の中で ひとりでぼんやりすごしてると いつのまにか もう 夕方・・・ どこへ行ったの? わたしの時間は。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/04/08(Mon) 前夜 [No.158] ひとり 震えている 恐怖 先の見えないこと 予想できないもの こわいけれど 進まないわけにはいかないの 目をつぶって 息を止めて 駆け抜ける! 振り返るのはそれから・・・ こわいけれど 戻る道なんてもうないのよ -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/04/03(Wed) 確率 [No.157] たとえば、学年400分の1。 市民200万分の1。 県民数100万分の1。 1億2000万分の1。 46億分の1。 かける、 宇宙時間分のこの一瞬。 あなたに出会う確率。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/04/01(Mon) 励ます。 [No.156] だいじょうぶ だいじょうぶ あたしはきっとだいじょうぶ がんばれる がんばれる あたしはがんばりがきく 不安につぶされそうで 一度くらいに眠りに逃げたって だいじょうぶ あたしはきっと 「やれる」・・・ -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/28(Thu) 桜が [No.155] 満開。 ガッコの並木が全部桜なの。誰も来ない超穴場。 あたしの桜も、今年は咲きました。 風が吹くかもしれない、雨に打たれるかもしれない。 でも、来年も桜は咲くの。 爛漫・・・うす桃色の花びらを撒き散らして 5年見てきたこの桜に見送られて、あたしも卒業します。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/25(Mon) その意味を・・ [No.154] 17:35 仕事場にカギをかけて 18:10 あたしは部屋のカギをあける 好きなものを好きなだけ食べて にぎやかにテレビを垂れ流して お風呂にはのんびり1時間つかって本を読む 上がったらお気に入りの水を飲もう お気に入りの音楽をかけて 好きなだけPCに向かう 今日の夕方 17:40 事務室で「おつかれさま」といったあと、 あたしは明日の朝8:50 また事務室で「おはようございます」という その間 約15時間 あたしはひとことも発しない これが あたしが望んで手に入れた自由 そして あたしが受けとめる現実 ◆2002/03/22(Fri) ひみつ [No.153] つきとばされても ころんでも いつか立ち上がることができるから だからひとはつよく うつくしいのよ -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/22(Fri) ココロとカラダ [No.152] ・・・激しく乖離していく・・・なにもかも ばらばらに引き裂かれて あたしはじぶんがだれなのか どのかけらがわたしなのか 混乱するの いつかのコラージュのように ひとつになったものをばらばらにして まとめたように見せかけて どうしたらわたしはひとりになれるの -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/20(Wed) 開花宣言 [No.151] 桜の花が咲いていた 枝先にちらほらと ひとつ ふたつ・・ 空ばかり見上げていた私の視界をさえぎるように みっつ よっつ・・ まだ自信なさそうに でもどこかしら誇らしげに 先陣を切って咲いている 仄白くけぶった夜空に向かって にぶくひかる月明かりの下で 春のにおいの風に吹かれて。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/19(Tue) つなわたり [No.150] いつだってそう 強気と弱気のあいだを よろこびと不安のあいだを 疑いと信頼のあいだを ぎりぎりのラインで歩いている ほんとは一瞬だって気が抜けない 今 あたしはよろこんでいいのかしら? 手放しで・・・感情を表してしまっていいの? -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/18(Mon) 信じる。 [No.149] 本当は不安になったり あきらめそうになることもあるし 疑ったほうが楽なことなんてたくさんあるけど 信じていたいから信じるの。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/15(Fri) 卒業式 [No.148] 今日は、ガッコの卒業式でした。 いい顔に、ふたつ会いました。 来賓受付でたちっぱなしでいい加減疲れてきたとき、 見慣れた顔。学芸員実習に来ていた学生でした。 その子、すでに決まっていた仕事を蹴って、 あたしが推薦した博物館の常勤アルバイトに決まっていました。 「きれいだね、おめでとう」 「ありがとうございます、あと、博物館の仕事、推薦してくださったそうで、おかげで決まりました」 「そう、よかった、がんばってね。報告待ってるから」 って、それだけの会話でしたが、彼女のさっぱりときれいに笑った顔が、すごく心に残りました。 さて、式も終わって、証書の授与室に学生を誘導していたとき、「先輩!」と声をかけられました。 高校の一年後輩。 「おおー、久しぶりだね」 「先輩、写真とろ、写真!」 「え、あたし誘導してんだけど(^^;」 「いいからいいから」 「んーじゃあ、ばれないようにしてよ」というわけで、ぱしゃ。 「これ、どこおくればいい?」 「ん?いいよ、ガッコ送ってくれればとどくから」 別れ際、彼女はこういいました。 「先輩、あたし、千葉へ行くの。グランドホステスになった」 6月ごろ、就職指導室でばったり会ったとき、 「あたしは航空業界で働きたい」と、いつもの強気な口調でいた彼女。 あんたならやれるよ、と、私は口に出さなかったけれど、 そう祈っていた。 よくやった、シミズ。 あんたならできると思ってた。 空港でバイトして、その魅力にハマったっていってたね。 彼氏ともばらばらになっちゃうかもしんない。 だから「うーん、よかったっていうか・・・」だったのよね? それでも、そっちを選んだんだね。 帰りのバスの中で、涙がはたはた落ちました。 うれしくてうれしくて。あたしの目の前で、「やりたいこと」をつかんだ子がいたということに、すごくすごく励まされた。 もちろん、涙をのんだ子がたくさんいるのもこの目で見てきた。それでも・・。 ありがと、あたしのかわいい学生たち。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/15(Fri) あたしは [No.147] 血みどろになって守るべきものなんて ひとつさえもってるもんじゃないわ 守るべきもののないあたしが あたしから奪うことくらい簡単なのよ 今あたしを守ってくれているひとたちのことを 忘れたわけじゃないけれど 強い怒りが 自分に向いて 向いて だれのせいにもできないなら 罰されるべきはあたししかいない だけどあたしは自分に甘いから 罰するふりをして逃がしてあげるの すこしいきすぎてしまったかな -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/14(Thu) 自己満足 [No.146] いつだって友達に囲まれて それでもあたしは一人だ なんて 孤独にひたってみせる それはダテですか、酔狂ですか あたしの孤独はあたしのものでしかないと だれもわかってくれないなんて 悲劇に酔ってみたって もう一人のあたしは知っている その無様な酔っ払いの姿を 滑稽な悲劇 劇 そう あくまでもそれはつくりもの さあ どっちにする どちらを抹殺すれば 本当のヒロインは一人しかいないのよ? 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[No.143] 恨みと罪悪感、 そして人からかけられる愛情、 あたし、それだけで生きている気がする。 -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/08(Fri) ちょうちょ [No.142] 知ってる? ちょうちょの羽にコーラをかけるととけちゃうんだって。 はねのないちょうちょ はねがとけたとき、痛かった? -------------------------------------------------------------------------------- ◆2002/03/06(Wed) 朝がくるよ [No.141] 怖いよって わけのわからない不安に怯えてる 東向きの白い部屋で うす青い明け方に 世界が青く光る いちばんうつくしいはずの時間に ほの青く染められた部屋の中で