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◆2001/10/04(Thu) no title [No.040]

人間が社会的存在である限り
その 社会 から必要とされないものに価値はなく
人並みの責任を持たずに
立ち止まった私こそは

ゴクツブシ と

たとえば南の国で
飢えた子を抱いた母親が
恨めしげにこちらを見ている

私が私であることに価値を見出している 
友人よ 家族よ 恋人よ
それでも私は
君ら以外のすべてから不用とされ
私を思いやってくれる君らは 本当は
私より一段高みにいるのだ 気づいてくれ

救い上げようとするくらいなら
奈落のそこへ落としてくれ ずっといい

・・・
恥じ入る私を社会という名の私が見つめ
社会も恥じるだろう 
その存在を
そして願うだろう 
南の国の小さな命を
おまえはいくつも救えるのだと
              (01/3/20)



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◆2001/10/03(Wed) アニマ&アニムス [No.039]

理想通りの女の子になんてなれないよ!

あなたはあたしを自分の中のアニマにはめこもうとしてる
あたしを通して自分の中のアニマに恋をしている

あたしはあなたのアニマじゃない そんなふうになれない

あたしは誰に恋をしている
あなたにか それとも自分の中のアニムスに?

あなたは 誰?


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◆2001/10/02(Tue) 仕事って [No.038]

そりゃ、たしかにあると毎日が規則正しく過ぎていくのだけど、
毎朝8時に家を出て、ちょっと残業なんかしちゃったりして9時ごろ帰宅して、眠り、
7時に起きて8時に家を出て…人生そのものがその繰り返しなのか、と思うとちょっと凹んでみたりして。

起きたいときに起きて(あたしは薬が抜けないうちに起きなきゃならないので非常にきつい)、
その日の「しなければならないこと」を済ませたら、あとはまた好きにしていいとか、ないのかしらね。
睡眠障害には「在宅勤務」が向いてるそうな。
とはいえ、そんな仕事につける人のほうが少ないのだ。
一日30時間くらいあったら、もう少しゆっくり寝られるし、やりたいこともやれるのにな。
なんか、流れに乗せられてしまっているようで、ちょっと・・ね。

規則正しいからって、それが正しいとは限らないのだ。うん。



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◆2001/10/01(Mon) 根底・・・ [No.037]

あたしが求めているもの、その根底にあるもの。

掘り返したらきりがない、でも、あたしはたしかにひとつ「やりたいこと」を見つけている、…つもり。
こわくて掘り返せない、「どうして」それをやりたいの?

そこに、あたしのエゴがある・・・。



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◆2001/09/27(Thu) 始動・・・ [No.036]

・・・しようかな。

ふと、思った。

気分の波が大きいから、とにかく動けるときに動かなくては。
今なら動ける。

詰まった紙を取りのぞこう。

もう一度、動いてみよう。
今なら動ける。

止まるまで動こう。



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◆2001/09/26(Wed) 紙つまり [No.035]

体調も悪けりゃ、印刷機の調子も悪い。

かしゅっかしゅっと音を立てながら、プリントが次々吐き出される。
途中でうまくそろわない紙が出てくる。
それに紙が積み重なっていくのを、ぼんやりと見つめていた。
紙つまりが起こっていくのを知っていながら、あたしはなにもできない。
その速さに、手を出すことができない。

紙が詰まる→取り除く→再開→また詰まる。

その繰り返し・・・

そんなふうに「なにか」が私の中に蓄積されていく。
それがいつかこうして、止まる・・・。


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◆2001/09/25(Tue) 出会うこと、そして過去 [No.034]

過去の、記憶のない、私。

何があったのかおぼろな記憶しかないままに、あたしはその影にまだおびえている。

小学校の3,4年よ。
いじめられた。
誰にも言えなかった。8,9歳の女の子が、ひとりですべて抱えていた。

「おまえらなんかのために死ぬもんか」って、生きることそれ自体が復讐だった、って、
それは以前にも書いたよね。

相手と対峙することは、その相手と対峙している自分と対峙することでもある。

たとえば、めぐさんに出会ったあたしは、「めぐさんに出会った私」に出会った。
人と出会うことは、その人に会った自分と会うことでもある。
と、あたしは思ってる。

「出会えて良かった」っておもう人、自分、も、もちろんいるよ。
でも「『生きる』という名の復讐をしているあたし」は、生きようとするあたしを許さない。
「彼女」はあたしの死を望んでいるんだ。

そう、おいかけてくる、どこまでもどこまでもどこまでも!
私の忘れたはずの過去が。

髪を切った、薬を飲んだ、包丁を持ち出した。
今はあちこちの青あざがうずくよ。

忘れたはずの過去。
それにゆっくりと向かい合い、再び眠らす私。

生きるあたし。
もっとたくさんの人と自分に出会おう。力をもらおう。

そしていつか、あたしも『過去のあたし』と話をしよう。






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◆2001/09/21(Fri) 今日から新学期 [No.033]

学生がたくさん。
「生」のにおいを連れてきている。


そんな中、突然訃報が入った。
夏休み最後の日に、交通事故だったそうだ。
喪主は、父親。

いろんなことが、頭を駆け巡る。

就職は決まっていたのか
ひとりだったのか 誰かと一緒だったのか

彼女は生きたかったのか
生きていたい人が死んでしまったのか?


なぜ 死んだのが私ではなかったのか?


周りはどう思うのだろう
親しい人が死ぬこと
死にたいと願っていると知ること

悲しい

単語の意味は知っているの
でもことばの意味がわからないの

死

その音は知っているけれど
単語の意味もことばの意味もわからない


やってみる?
誰かがささやく あたしは首をふる

やりなおしがきくなら?
声が呼ぶ あたしは振り返る


でも 違う と
やりなおしたいのは「死に直す」ことじゃない
「生きなおす」こと・・・

でもリセットはきかない!

声が叫ぶ
あたしはどうしたいんだろう?


…崩せ 崩せ
すべて壊せ そこから始まる
そうじゃなきゃ終わらない
そうしなきゃ始まらない

強制終了・・・ぱちん★

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◆2001/09/20(Thu) ブレスレット… [No.032]

なくしたブレスレットが、見つからない。
そのブレスのこと考えるだけで、
あたしがいままでにしてきた仕打ちのことを思い知らされる。
ひどいことたくさん言って、ひどいこといろいろやって、まわり傷つけた。
あれがでてきてくれたなら、この罪悪感も少しは減るのに・・
誕生日にもらったのよ、この半年いつもつけてたから、右手首がものすごく軽くて・・・

・・でも、もう遅いかも

本当は、あたしはきっと許されない
誰にゆるされたって、受け入れられたって、・・・・・・事実だけは変わらない



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◆2001/09/20(Thu) 今日は・・・A [No.031]

目が腫れてるの(笑)
で、ネットも相変わらず使えてるの(あの緊迫したメールは一体何だったんだろう…)。

なんで目が腫れてるかって?
そりゃ、昨日泣きに泣いたからだよ。

寂しかったわけでも、不安だったわけでもなんでもないけど、
とにかくすごい勢いで泣いた。何ヶ月ぶりかな。

今日も余波が残っててね、なんか泣きそうになるの。
マスカラつけてこなくてよかった(笑)


昨日、渡り廊下歩いてて「ふっ」と決めたんだ、「仕事辞めよう」って。
ココロぶっ壊して、最近はちょっとしたきっかけですぐパニックしてた。
いま、ほおづえつけないの。
さっき右ひじで、思いっきり机のひきだしにエルボしてやったのよ。
青アザになってる。
あちこちに頭ぶつけたから、頭触るとあちこちぼこぼこしてる。
右手もなんか変な痛み方してるしね。
自分がこんなに暴力的だったなんて、初めて知ったよ。

ココまでして、ココで働く意味なんてない。

ちゃんとわりきったつもり、だけど、
辞めるって決めただけだしね・・ほんとはまだまだ不安だよ。

でも、もうここへ出勤するまでが怖くてたまらない。
朝、自分が先じゃなかっただけでもうビクビクよ。
二人制だからね、先輩とあたしで。
それは、相手に悪いことをしたなあ、といつも思う。
あたしなんかがきちゃって、迷惑してるだろうに。

そう思う反面、自分の背後にいると、怖いのね。

そういう自分に、また腹が立つ。
誰も私を責めてないのに・・被害者面してるのは、あたしなのに。

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◆2001/09/20(Thu) 今日は… [No.030]

インターネットが使えなくなる、らしい。
ウイルスのせいだって。
とりあえず、今日はいそいで、書けるだけ書きます。
少しずつ。ぶつ切れになるかもしれないけど、ご了承ください。


ここのところのダイアリーを読み返して、ふと思った。
あたしはずっと、「生きること」と対峙しているようだ。

「生かされるため」の仕事は、もう辞める。
ココロ殺して、こんなにまでして生きていたくない!

「生きたい」って思えるように、
本当に生きていたいって、思えるように生きていきたい。

おかしいでしょ?だって、
死にたい死にたいっておもいながら「生活」のために仕事するなんて。
おかしいよ・・・

生まれたんだ。ココロ持って。
死ぬまで生きていけってことなんだ。
ココロも、カラダも、両方…。


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◆2001/09/18(Tue) ブルー。 [No.029]

大切なブレスレットをなくしてしまった。
もとはといえば、あたしがかんしゃくを起こして暴れたせいなのだけれど。

反省、反省。

こんなことばっかりしてると、大切な「ひと」さえもなくしてしまうかもしれない。

探してるのに見つからない。 
 ひと も離れて行ってしまいそうで・・こわい。

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◆2001/09/18(Tue) ひとやすみ。 [No.028]

資料室の整理に行きました。
そこの資料の管理はあたしが担当しているため、
その授業担当の先生以外はまず、こない。

内側からかぎをかけて、ちょこちょこっと整理を済ませて、
そしてソファでひとやすみ(先生の資料閲覧用らしい)。
3人がけのソファは、あたしがちょっとひざを丸めればうまく納まる大きさ。

ころん とひっくりかえって天井を眺めてた。
天井は、雲がかかると青く、晴れるとオレンジ色に染まった。
腕時計の音だけがカチカチいってた。

ないしょでひとやすみ。
みんな今ごろ、一生懸命働いてるんだろうな、って
ふっと思った。

…さて、仕事に戻ろう。


2001/09/17(Mon) まただ・・・ [No.027]

またやらかした、先輩に「・・・・してきて」といわれてしまった。
あたしが気付かなかったからだ。
どうしてこんなに気が回らないんだろう、
どうしていつまでも進歩しないんだろう(そりゃ、こんなトコにかきこみしてるくらいだからか…^^;)


はじめて死のうと思ったのは、小学生のとき。
包丁で自分を刺そうとした。今考えるとできるわけないんだけどね。
刃を自分に向けた、でもそこであたしは思いとどまった。
「痛そう」という素直な気持ちと、
「あたしが死んだって連中が喜ぶだけじゃん!」という気持ち、だった。
他人のためになんか死んでやるものか。
そいつら、あたしのことなんてきれいさっぱり忘れるだろうし、
自分たちのせいであたしが死んだなんて思いもしないかもしれない。

その思いだけで、今まで生きてきた。
「おまえらのためなんかに死んでやるかよ!」って。

でも、いまはちがう。
誰も私の死を願うものがいなくなった今、
それはあたし自身に他ならない。

こうやって一つ失敗しただけで、
「こんなやつ早く死ねばいいのに」って、
あたしがあたしに語りかける。

声が大きくなるとあたしは薬の錠数を数えて
「まだ時期じゃないよ」って押しとどめるんだ。
「失敗したらどうするの?」って。

生きてる、生きてる。まだとりあえず、あたしは生きてる。

こんどこそ、仕事、失敗しないように・・完璧を期さねば・・
って、これがそもそも良くないね。完璧主義が。
こいつが、あたしを殺しに来るんだ。
「失敗は許さないよ!」って・・・。
・・完璧を・・・・・

できるわけないじゃん!

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◆2001/09/17(Mon) 生きる? [No.026]

昨日、久しぶりにテレビを見ました。
地雷で両足を吹き飛ばされたベトナム帰還兵の話。

自分が情けなくなります、いつも。
どうして私は五体満足なのにこんなに何もできないのだろう?

「壊れる(または失う)」のが身体だけとは限らないけれど
ココロ が外から見えないものであるがために、
自分でもそれを乗り越えることができなくて・・

他人を苦しめる
大切なひとを傷つける

くりかえす・・そして忘れる すべて いつも
私は忘れる そして繰り返して思い出す

封印された記憶が語るものって?


昨日はビデオもみました。「The KID」,
過去の自分が目の前に現れるとしたら?

自分がこんなふうになっているなんて、
誰が想像しただろう・・

あたしは裏切ったの?
周りの期待もなにもかも・・
これからも裏切っていくの?

人を裏切って自分を裏切って、傷つけて傷ついて、
それが生きていくこと…?

なんなんだ、これは
誰が望んだことなんだ?



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◆2001/09/17(Mon) 024の記事 [No.025]

削除しようと思ったけど、やめました。

ご心配なさった方も少なくなかったかもしれません、
とくにここで私の安否確認をなさっている方々・・。

でもここは、あたしが素のあたしをさらけ出して浄化作業をするところ、いわば作業所です。
ココであたしは自分の中に鬱積したものを取り出して、また現実の世界に戻っています。

あたしは大丈夫。

あたしはたしかに、体質的に「禁忌(と思われる)」の薬も持っています。
でも、あたしはそれを持ちながら、「死」を思いとどまることができている、
あたしにとっては、それが唯一の「自信」でもあるのです。

あたしは、まだ大丈夫です。
みんながいるから。

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◆2001/09/14(Fri) あたしのこと、思うこと。 [No.024]

めぐさんのトピックス、UPされましたね。
ともかく、良かった。

あたしはめぐさんの文章を読みながらいつも考えさせられるのだけれど、
今回はなかなか、身にしみるものがありました。

あたしは、リスカ=自傷行為、って感じに捉えていた部分があって、
服薬が自傷行為だなんて思っていなかった。


だとしたら「あの時」あたしは、何を訴えたかったのだろう。


あのテロのあった日の夜も、私は薬の錠数を数えていました。
足りない。
たぶん、いや、ほぼまちがいなく、
遅刻するだけで、目を覚ましてしまうだろう―それじゃ、だめだ。
いつも以上にぼんやりしてしまって、さらに事態を悪化させるだけだ。

あの夜、私は何を、誰に訴えたかったのだろう。

ひとりの部屋で、眠りつづける私を
私はいったい誰に、見つけてほしかったのだろう。
誰に、なにを伝えたかったのだろう。

つかめない

薬にこだわりつづける私は、多分本当に死ぬ気はないのです。
それじゃ死ねないんだということを、さんざん聞いて実体験して
それでも私はこだわっている。
この「ぱふぉーまんす」に、わたしはなにをこめているのだろう?

「死にたい」とわたしに訴えてきた友達
それは「たすけて」のサイン・・

私はあの日もあの夜も、誰にも何も言うことができなかった。
わたしは助かりたかったのか?
助かりたくなかったのか?

下手に遅刻したらまずいから、今日はやめよう、と思いました。
それで、いつもの薬をいつものように飲んで眠りました。

私はだから、まだ生きています。
週末が危険?
いいえ、週末は来客が多いので、そんなことしたらあっさりとめられちゃう。

結果的にこうして「機会を逃す」ことで
あたしは生きている―
そろそろ「生きている意味」を考えなければ。

何のために生まれたか?


―主体的に生きていけたらいいのに



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◆2001/09/14(Fri) 雨が・・・ [No.023]

・・・降っている(--)
外出たとたんにざかざか降ってきた。
うう、シーツ干してきたのに・・・。

でも、最近雨がすき。
というか、雨に打たれるのが好き。
細ーい銀色の糸が降りてくるみたいだった。
皆走っている中で、ひとりてくてく歩いていた私。

このあいだまで、お天気のいい日にひなたぼっこするのが好きだったのに、
今では天気のよい日なんて、頭痛の嵐。

どこが狂ってしまったのかな

曇ってる日が一番体調がよいのです。
雨の日は外に出なくていいからよい。

なんだか、なにかが変わってしまったね
変わるのは悪いことではないけれど
でもそれがよいことであるとも限らないよね。

昨日、卒業してはじめて、学校に行ってきました。
何かが違う、何か拒否されているようなよそよそしさがありました。

さみしい

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◆2001/09/12(Wed) なにか・・・ [No.022]

かきたい、けど、ことばがみつからない。

めぐさんのメール、私の精神状態、その他もろもろ・・・

調子が、悪いわけじゃないんです。今は。
昨日はギリギリの状態でした。はっきりいって・・めぐさんとの「約束」がなければ、
わたしは今ここで書きこみができる状態じゃなかったかもしれない。

そうだな、今日はつらつら、思い浮かぶことを書いていきましょう。
多少話が飛ぶかもしれません。でも、あたしのことばのなかの、
エッセンスのひとかけでも感じてもらえたら、嬉しいです。


…いろいろな人と会って、
そのやさしさに触れて
けれどそのやさしさゆえに傷ついて、
そして傷つけて、あたしたちは生きてきました。
これからもそうして生きていく。

見捨てたことも、見捨てられたことも、あったかもしれない。
そうした傷、時には致命傷を抱えながら、どういうわけか、それでもあたしたちは生きている。


「自分なんか死んでしまえ」という私と、
誰かに「うまれてくれてありがとう」と感謝する私がいます。

いつか、「生んでくれてありがとう」と
私は両親に言いたい、と18,19の頃から思ってきました。
でも、
未だ言えず。
照れくさいというのもあるけど、
じつはまだ、あたし自身が、自分の生を肯定しきれていないから・・。
でも、いつか言えたらいいな。


「自分を愛していない者が他人を愛せるわけがない」っていいますね、
でも、あたしはそんなことないと思うの。

たとえばあなたが、誰かを好きになるとします。
そしてそのひとが、自分を好きになってくれたとします。
そうしたら、あなたは、
「自分を好きでいてくれるそのひと」を好きだってことになるよね。

それは、間接的に、
「自分を好きになる」ということにならないかな?

そりゃ、たまにはケンカすることもあるかもしれない。
自分ともそうだよね、自分のこと大っ嫌いになること、あるよね。
(実は私はけっこう多い)

でも、
自分を肯定してくれるひとを肯定することは、
自分を肯定することにつながるように思います。

周りをよーくみてみよう。
きっといるとおもう。あなたのことを好きだっていってくれる人が。


ほら、このサイトにも。
めぐさんがいる、あたしたちがいる。
めぐさんにだって、あたしたちがいる。

・・・ひとりじゃないよ



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◆2001/09/11(Tue) どうしたらいい [No.021]

全身が痛い、頭痛がする、からだが火照る・・・
基礎体温もちっとも定まらない。まったく、更年期障害でもあるまいし(いや、違うよな・・)。

薬の副作用なのか、ただたんに体調不良なのか、まったくわけがわからない。
わからないまま、時間だけが過ぎて行くし
やらなけりゃならないことはたまって行く。焦燥。

仕事しなきゃいけないの?でもまだ、お昼休みだよ。
仕事してるのか?誰かが視線で、態度で、あたしをせめたてる。
自分自身かもしれない、本当はわかってる、あたし、あたしなんだ。

ああ、頭が痛い。
薬を飲もうとしても、まだお湯が冷めないよ。
どうすればいい、どうしたらいい。


ろきそにんでぱすろきそにんでぱすでぱすそらなっくすてとらみどときにあもばんはるしおんどらーるはあとななじょうのこってる・・

呪文のように唱えてのみくだす
どうかしてる

気のせいなのに 誰も私を責めたりしてないよ 責められることなんて何もないよ

・・嘘

責めらるるべきはあたし どうしてかはわからないけど
ともかく私が私であるかぎり私はうまれた罪からのがれられず

…わかってる、わかってるよ

みんなあたしがおかしくなったとおもってるんでしょう?
わけのわからないことを言い出したって思うんでしょう

ただ気付いただけなのに

左の肩が痛みつづけるの
頭が痛いの 
体が熱いの なにかがおかしいの
ねえ おかしいんだってば ねえ・・・

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◆2001/09/10(Mon) キャラメルティ [No.020]

今日は「暴風警報」のおかげで、お早いお帰りでした。
そしたら、配水管清掃の日で(すっかり忘れてた)、ほんとは不在でキャンセル予定だったのを、やってもらいました。

時間はたっぷりあるし、配水管はきれいだし(?)、
ちょっと贅沢をすることにしたの。
キャラメルティ。

いつもなら来客のときにしか入れない葉っぱのお茶を、
今日は自分だけのために。

お湯をしっかり沸かして、
葉っぱの上に注いで(でもほんとはお茶パックに入れたんだけど)、
3分待つ間に、お気に入りのカップにちょっとたっぷりめのミルクをいれて。

キャラメルの、甘い香りのミルクティ。
なんだか幸せ。


そうだね、いつも「誰かのために」ばかりじゃなくてもいい。
こうやって、「自分のために」なにかしたっていいんだよね。

・・・なんだか、もう一杯飲みたくなっちゃった。
いれてこよう。
そう、こんな日があってもいい。


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◆2001/09/08(Sat) ぐるぐる [No.019]

なにがなんやら、もうわからなくなってきた。
やたら前向きになってみたり、すごい勢いで落ち込んでみたり。
どっちかにしてよ、とあたしは言いたい。自分に。

結局、だれかの助言を得ていきおいづいてみても
その人の言葉になかったものによってまた立ち止まる

誰かの言葉 じゃだめなのか
自分の言葉じゃないとだめなのか

でも
誰かがそうして後押ししてくれているから、前に進める
ひとりじゃ進めない・・・あれ?

それじゃ、「誰かの言葉」が必要になっちゃう。

ぐるぐるぐるぐる。

まわりまわる、思考回路は回る
原点にたちかえる、あたしはもうすすめなくなる
ただの堂々巡りに気づく

ぐるぐるぐるぐる

今勢いづいて前向きなのは 
後押ししてくれる声のせい?
薬のせい?
きっといつか あたしはまた落ち込む 立ち止まる。

せっかく後押ししてもらったのに
あたしはその好意を無駄にする…


またきっとそして あたしは自分を責めるのだろう
要らない人間だと

家族友達恋人
あたしの「存在」そのものに価値を見出す人々

学校会社社会
あたしの「社会的価値」を「無」とするもの

人間は どっちだ
社会的動物か それなら

社会的価値の見出されないあたしは なぜ生まれた!


・・・「存在価値」のために・・・?
そう、それも人間か 種の保存、ホモ・サピエンス

ぐるぐるぐるぐる

薬はまだ効いてこない
あたしはまだ眠れない
もう1錠いれようか でもそれじゃ明日残ってきついんだ
あと1錠いれたって、翌朝目は覚めちまうんだ
そんで朝の光を浴びて また頭痛を起こすんだよ

ぐるぐる

あたしはどうしたらいい
何を求めているの みんな ねえ あたしになにを?
教えてよ その期待にこたえるくらいの努力はできるよ

もう ひとりじゃ 
居場所どころか 行き先さえ見失って・・・

まわる

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◆2001/09/07(Fri) どういうわけか [No.018]

昨日から身体のあちこちが痛い。
関節がいたかったり、筋肉が痛かったり、だるいし午後は熱っぽい、何じゃこりゃ。

めぐさんの言ってた「身体症状」ってやつだろうか。
そんならまだいいんだが。今の状態からぬけられるってことだ。

ようやくうつうつからぬけだしたものの、
後は気分の乱高下が続く日々。
気にしすぎだろうか。それともいままで気にしてこなかったのだろうか。

お昼休みに30分寝たって、
「目覚まし」に起こされているかぎり、眠気は抜けない。
どうしてこんなに、と自分が情けなくなるんだ。

ああ、寝たい。
ぐうぐう寝たいんだけど。
今、寝起き。
でも、眠い。

合計8時間なら「過眠」ではないそうだ。
じゃ、あたしはなんなんだ。
「浅眠」とはいわれたけど
あたしはやっぱり、どのラインにも乗れない「ボーダー」なんだろう。

ほんとに投薬が必要なのかどうかもわからなくなってきた。
やめてみたらどうなるんだろう。
だってやめたって死にはしない、ずっとそうして生きてきたんだから。

自分がだれなのかさえわからなくなってくる。
どうして、何のために、何を求められて、あたしはここにいなくてはならないのだろう。

伝票起こして、100均で買ってきたハンコ押すためだけじゃないと思うのに、
…誰かシャットダウンしてくれないか、
なかったことにしてくれないか。

あたし自身を!


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◆2001/09/06(Thu) あたしは・・ [No.017]

どうして何の力も持っていないのだろう。
今日ほど、「何もない自分」が悔しかったことはなかった。
「力も、金も頭も仕事も」…ない、なにも。
なにがあるかって?
「こんなことやってみたい」っていうきもちだけ。

きもちだけ。

なんにもないし、なんにもしてない。

努力もしないくせに夢ばっかり見やがって。
ふざけんじゃねえや。

そんな私。
早く、早く眠りたい

早く 早く早く早く

気持ちも夢も、眠って消えてしまえ。


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◆2001/09/05(Wed) 靴のこと。 [No.016]

先日、あたらしい靴を買いました。

実は私、足の親指が異様に内側に曲がっていて、付け根の骨が飛び出ているんです。
いわゆる「外反母趾」、でも、本人にはまったく痛みがなかったので、ほうっていたの。
もともとそういうものだと思っていたので。

だから、幅広のかわいいサンダルとかは、靴裏が見えちゃって、かっこ悪くてはけないの(笑)
先の細いパンプスは、指先しか入んないからこれまた却下(笑)
履ける靴なんてほとんどない。

そしたら最近、その付け根が夜になると時々痛み出すようになった。
そろそろ医者にも行かなきゃならないのかも。

いわれるんだろう。
自分でも知ってる、「合わない靴を履いている」。
無理な力がかかっている。

でも・・
こんなに醜くゆがんだあたしの足に、合う靴なんてあるんだろうか。
どこも痛くない靴で、軽快に歩ける日はくるんだろうか。

靴が悪いの?
足が悪いの?
道が悪いの?

・・・・足、痛い。

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◆2001/09/03(Mon) no comment [No.015]


       アイシテ モット 壊シテ ワタシヲ



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◆2001/09/02(Sun) 思うこと。 [No.014]

おととい、「専門学校」の説明会に行ってきました。
大学でて、合わぬ仕事にひいひいいって
これだけ薬のご用になり・・今もゆうべはるちゃん入れたせいか、飲みなれないくすりのせいか、気持ちが悪い。からだがだるい。
いや、起き抜けでこんな画面見てるせいか?(^^;

大学出てみて思うけど、
高校出るときに「私は○○に」って方向付けさせてしまうのは、あまりにも酷。
高校と大学の間にもうワンクッション必要なのか、
高校が「義務教育」の延長みたいになってしまっているせいなのか・・・
高校を「中学校の続き」じゃなくて(と私は思う)、「大学の前段階」みたいな感じにはできぬものであろうか。
いろんな教科をおいて、そしたらあたしも高校のうちに
「医者」か「心理」か「薬学」か「教師」か「音楽」か、
・・・・ともかく、いろんなものに実際触れて、
考えることができたかもしれない。「何がしたい」のか、
ただの憧れではなく、現実として。

「大学で『教養』を、大学院で『実践』を」という考え方には、
あたしは反対。
小学校から大学まで、いったい何年『教養』を培え、というのだ!
どうして大学で「専門家」を作れないのよ?!

ま、そういう大学ばっかじゃないけどね。
たまたま、あたしの行ったところはそうなのであった。
そんな学科を選んだあたしが馬鹿なのか?



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◆2001/08/31(Fri) Thanks  [No.013]

君がいたから がんばれた
君がいたから ここまできた
君がいたから いまのあたし
君がいたから

もう会えないとわかっているし
連絡なんてしないけど

それでも君が 大好きだよ

           (01/01/24)

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◆2001/08/31(Fri) No Title [No.012]

世界のすべてが
その半分しか感じられなくて
こんなふうにしか生きられないなら
廃人になってしまいたいとさえ思っていた

君に会うまでは

そして
世界は近づき
また去っていった

私は まだ生きている

(01/01/24)

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◆2001/08/30(Thu) くすりのこと。 [No.011]

また、薬が増えました。
今、普段使いが4種、頓服2ないし3種。一日の合計数が8〜13錠(その日の状況によって)。
どうしてこんなに多いのか?

というよりも、このあいだまでバファリンだけでよくすませられていた、というか。

加速度的に薬が増えている気がする。
とはいえ、これほどの量を(まあ、いまはまだ処方を決めている段階だから、いろんな薬が出て来るんだが〉自分が必要としていたとは。

「飲みすぎ」、という人もいるだろう。
事実、あたしもそう言われるし、家族にはマイトラや眠剤飲んでる事をまだ言えず、
「頭痛薬」をのんでることになっている。
まあ、はじめは「頭痛対策」として出されたから、嘘じゃないわ。


みんな、「薬に頼るな」っていわれない?
でも、わかってほしい。
「薬」で「もともとのあたし」を引き出すことができるとしたら・・?

たしかに薬がないとやってけないというのは困った状態かもしれないけど、
薬抜きでうつうつ、仕事も手につかないようなあたしと、
薬は飲んでるものの、それなりにやっていけるあたしと、どっちがいい?

・・・あたしは、後者でいたい。

もう、薬抜きで頭痛と戦っていた頃に戻れないのは確かよ。
今のあたしに、もうあれをがまんするほどの「根性」はない。
あの痛みをがまんするのは、もういやだ。それって「甘え」?

皆と一緒にテレビ見て笑いたい、
ビリヤードもやりたいし、カラオケにも行きたい、
それを、シンから「楽しい」って思いたい。
そうなりたい。

ただそれだけ。


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◆2001/08/29(Wed) ネタが尽きたわけじゃないのに [No.010]

何も書けない状態です。

じつは、ココにいるのが精一杯。


やばいな、とおもう。


めぐさんの影響を、しっかり受けてしまっているみたいです。
もともとそういう傾向があって、
引きずられやすいから、あたしは「心理」から手を引こうと思ったのではなかったか?

・・・戻ってきてしまった。
でもそれは、「あたしにとって必要なことだったから」だと思う。
逃げたいときは逃げればいい、
どうしても大切なことのところへは、人は必ず戻ってくる。
あたしは、そう考えています。

一度戻ってきた以上、
「引きずられない」訓練を、あたしは受けるべきなのでしょう。

学校にも、家にも、居場所のなかった高校時代、
あの時「誰にも気付かれなかった」その経験を、
今、生かせたら、あのときのあたしも成仏してくれるだろう。

さあ誰か、あたしにそのチャンスをくれる人はいない?

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◆2001/08/28(Tue) 久しぶりに [No.009]

朝起きたら、おなかがすいていた。
ひさしぶりの感覚。
でもなに食べたらいいかわかんなかったから、
結局いつものチョコレート(^^;

でも、お昼ご飯を食べたの。
クロワッサンのサンドウィッチ、作ったんだよ。

夜はどうなるのかな。
食べるのかな、それとも寝ちゃうのかな…?

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◆2001/08/27(Mon) 将来? [No.008]

先輩が、大学院へ行くための「推薦書」を
先生に書いてもらっていた。

先生は「はるかさんは(とは言わなかったけど)将来どうするんだろう?」と
心配してくださっていた、らしい。


将来なんて、

そう思う私がいた。

何とかしよう、と講座に通う私、
それを、「実にもならないヒマつぶし」と
冷ややかに見つめている私。

そうよ、何の役にもたちゃしないのよ。


将来なんて・・・

いらないよ、このまま時間さえ止まってくれれば。

先になんて進めないよ、先なんてないよ、

そうとしか思えないよ、今のあたしには。
何のためにここにいるの?

どうしてうまれてしまったの、
こんなことのために、
なぜわたしは「望まれて」うまれてきたの。


お願いだから期待しないで、
あたしは応えられない。


・・・こたえられない


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◆2001/08/26(Sun) PANDORA [No.007]

追いつめられた私の死は
彼らを追いつめる側に回るだろう

追いつめるか
追いつめられるか
どちらかしか選べないなら

生きている私は
明日も目を覚ますだろう
眠り足りぬまま

もっと眠りたい
死ぬまで眠りたい
すべての感覚は閉ざし

誰も傷つけぬまま
どうして人は死ぬことができない?

違う――

死にたいわけじゃない
生きていたいわけでもない

眠りたかった
消えたかった
ただ 存在したくなかった

深い後悔の念に抱かれながら
明日も私は目を覚まし
『私自身』の静かな願いを
仲間との日常に封じ込めるだろう
              (01/02/02)

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◆2001/08/24(Fri) なんだか [No.006]

変な気分だ。
めぐさんがえらい勢いで落ち込んでいた夜、
あたしは眠剤がさっぱりこんきかなくて参っていた。
明け方目はさめるし、心の臓の調子はおかしくなるし、
たまったもんじゃないよ。

…とおもってよろよろ出勤してきたら、
めぐさんからメールが来ていた。
昨日あたしが彼女に訴えたのとおんなじよーなことが
(もちょっとまじめに)書かれていた。

変なシンクロしちまったな。
…でも、あたしはひとりじゃない。
そう思った。

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◆2001/08/24(Fri) 怒ること。 [No.005]

私は、めったに怒りません。
怒ったとしても、それは、とても、冷静で、
まるで理不尽なものでないかぎり、
相手を非難することも ありません。

それは、私にとって
憎悪の対象となるものが、時には
私の愛すべきものでも あるからです。

そして、かれらに私が憎悪を向ける理由の、
その原因が、
私自身にもあるからなのです。
いいとか悪いとかは、別として。


チェルノヴイリの事故のことを覚えていらっしゃるかた、多いと思います。
日本でどういった報道がなされていたのかよくわかりませんが、
当時、私はモスクワに住んでいました。
ごく短い間でしたが、ちょうど「その日」にあたってしまったのです。
もっとも、風向きの関係で、モスクワには目に見えるような被害は及んでいません。


もともと昔から、
あたしは他の子どもになじみにくい子でした。
それほど活発でもなかった。
これは母親の趣味でしたが、髪もすごく長かった。
そういう、「ちょっと違う子」が、
さらに人より多量の放射能を浴びた(であろう)。…

「違う」ということが、たとえば
いじめの原因であるならば、それは、私に帰属されます。
でもそれは、「私が悪いから」ではないのです。

中学校を変え、高校を変え、
ずっとずっと逃げつづけたのに、
いつも同じ目に会うのは、
私に原因があるから、以外のなにものでもないのではないでしょうか。

それでも、私は「悪い」のではない。
たまたま、そういう要因を持っている、
ただそれだけのことなのです。

でも、一言だけいっておきたい。
私は、彼らを許したわけではありません。
この場合は、もちろん、「愛すべきもの」でもありません。
ただもう、もう2度とあいたくない、
それは私を、忘れ去った過去に追いやるものであるから。

私には、小・中・高時代の記憶が、ほとんどないのです。


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◆2001/08/22(Wed) 成長段階のこと。 [No.004]

人間って、すこーしずつ成長していくのね。
そう思った出来事のこと。


19のとき、あるひとにいわれました。
「人間には2種類あるんだよ。夢を実現していく人と、夢は夢のままでいく人と」。
そのとき、そのひとは25の誕生日を目前に控えていました。
穏やかに笑っているように見えました。

あのとき、彼の目に
あたしは前者に見えていたのでしょう。
私はわからなかった。「70になっても同じ夢を見ているつもりなの?」
そう思った。
一つ一つかなえてあげなくちゃ、その夢がかわいそうだって。

・・2年後、あたしはそのことばを理解しました。
なりたかった夢に、手は届かなかった。
そのときはじめて、あたしは当時の彼を理解できたのだと思います。
その空白に、思い至ったのだと。
それまで、あたしはその空白をうめる手段を、
19,20のちいさな頭で一生懸命考えていたの。
でも、頭じゃわからなかった。
空白は、うめられるものじゃない。
ただそばで、その空白をも含めて、
そのひとをあっためてあげられればよかったのかもしれない。

そのときになって、あたしは泣きました。
あまりの痛みと、追いつけない悔しさと。

それでもまだ、あたしは当時の彼の年齢には足りない。

今、どこでどうしているのかは知りません。
ただ、きっとそばにいるであろう「誰か」のそばで、
素直に泣いていてくれることを、祈るばかりです。


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◆2001/08/21(Tue) 負け犬 [No.003]

あたしは、動き出すと異様に早い。らしい。

今週の木曜から、「講習」にいくことにしました。
いわゆる?「カウンセラー養成講座」ってやつね。

そもそもそんなことになったのは、
あたしがストレートで大学院にはいれなかったことだった。
臨床心理士育成の、第1種大学院。

たぶん、こんなことを知ったら
大学の先生達は「・…(眉唾)」っていうのかもしれない。
いや、むしろ、友達が言うかもしれない。
「大学出たのに、そんなとこいく必要あるの?」

…今、答えは出ない。
でも、「必要ない」とは言いきれないと思う。
だって、あたしはいったん「心理」をやめたんだ。院に落ちたときにね。
でも、こうして仕事はじめて、
皆に会って、
「やっぱりやりたい」って思ったんだ。

「就職したくないしなー」「カウンセラーになりたいなー」って、
心理と英語だけ勉強して大学院に入った「健全な」お嬢さん達より、
(坊ちゃんもいるんだろうが、あいにくあたしは女子大の出身なのでお嬢さんしか知らない)
よっぽど動機付けは強いつもりよ。

去年のあたしは、彼女達とおんなじよーなもんだった。
「心理がやりたい」その気持ちだけで、院に行きたかったんだ。
それじゃ、だめなんだ。

あのまま、うまいこと院に入っちまって、
いい具合に試験にも受かってしまっていたら、
上からクライアントを見ていたんじゃないだろうか。
そりゃあ、幾分そうならない訓練は受けるわけなんだけど、

ちがうんだ。
横に立てなきゃだめなんだ。
同じ目線でみえなくちゃ、何にも見えてないのと同じだ。

去年、あたしが受験直前まで不安にかられていたのは、
そして今も、
おなじように受験を目指していたまわりの子に嫌悪感を感じつづけているのは、
そのせいだったんだろうか。

冬の2期試験までねばって、
「受かった―!」って喜んでいたお嬢さん、
あんた、目の前にいるあたしの痛みはまったくわかっていなかったじゃない。

ひたすら「聴く」カウンセリングの授業もあった。
「友達からの相談とは違うんですね」…って、
あたしがびっくりしたわよ。
あんた達、友達の相談にあれこれ意見述べてたわけ?
それで「聴く」カウンセラーやろうなんて、よく言ったもんだ。
クチにガムテープでも貼っとくんだね。
そういうカウンセリングもあるけどさ、
お嬢さんたちがめざす大学院じゃ、その流派は教えてないんじゃない?

もちろん、そういうひとがすべてだとは言わない。
そうじゃない、本気でやろうとしてるひとたちだってたくさんいるだろうけど、
クライアントを「研究対象」として捉えている院生が、
あたしの周りにはあまりにも多かった。当時の、あたしも含めてね。
信じない、あんた達なんて、絶対に。

あたしには今、
「臨床心理士になりたい」という気持ちは、ない。
そんなことはどっちでもいい、
とにかく、「彼ら」のそばにいたい。

それでも、偏っているんだろう。
うがった見方をしているんだろう。

それに、あたしは「不登校」をしていないから、
「引きこもり」もしていないから、
その気持ちは、どうしたってわからないのよ。
頭でわかったとしても、体全体で感じ取れる自信はない。

異論、反論、おまちしてます。



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◆2001/08/20(Mon) たとえばこんなかんじかな。 [No.002]

どこまでも、どこまでも荒れてみたいとか、
いつまでもいつまでも、うずくまっていたいとか。

思ったからって、そう簡単にできるわけじゃないよね。

少なくとも、あたしはそうだった。
いまだって、放っておいたら、あたしはいつまでも外に出ないだろう。
陽の下にはいかないだろう。
誰かが連れ出してくれないかぎり。

そしてあたしは連れ出される、
じりじりと照りつける表に、
友達に、家族に、恋人に、「生活」に。


誰が生きていたいなんて言ったのよ!


…だからって、死ぬわけにも行かないのね。
ココロがいくら眠りたがっていても、
体は生きようとする。

悲しいかな、あたしはひとりで生きてるわけじゃないの。
誰かに支えられながら、誰かを支えて生きている。

「ココであたしが抜けたら?」

答えは……

かさばって重たい、どうだっていいことのほうが多いけど、
それと同じくらい重くて小さい「大切なもの」を守るために、
「今だけでも」あたしは生きなきゃならないみたいだ


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